講座内容
オンラインを中心に、一部対面 を組み合わせながら、最新のトピックスを学んでいきます。

No.1 インティマシーディレクターの仕事
対面(セミナー&ワークショップ)
同時双方向オンライン&アーカイブ配信(セミナーのみ)
日程 2025年8月6日(水) 会場 シャロームみなみ風(新宿区弁天町) 講師 黒田はるか(俳優・殺陣師・インティマシーディレクター)
セミナー(10:00~12:00) 定員 20名(対面) 1.インティマシーコーディネーター(映像)とインティマシーディレクター(舞台)の差違/カンパニーのなかでの位置づけ
2.インティマシーディレクターの具体的な仕事と求められる理由(性的なシーン、LGBTQ、衣装、ふれあい、リハーサルのマナー等) 3.これからの課題 等。
ワークショップ(13:30~16:30) 定員 10名
戯曲を活用しながら、どういう側面でインティマシーディレクターが関与し、問題を解決していくのかを具体的に体験していきます。
尚、対面ワークショップにご参加の方は、セミナーの受講も推奨いたします。
黒田はるか
Haruka Kuroda 俳優・殺陣師・インティマシーディレクター&コーディネーター 京都出身。英国在住。 小学4年次「レ・ミゼラブル」大阪初公演で子役コゼット役に抜擢され、初舞台。高校1年次に、英国の演劇教育を受けるために単身留学し、名門演劇学校Guildford School of Actingのミュージカル専攻を卒業。以来、英国を拠点に舞台、テレビ、映画に出演。2005年、British Academy of Stage Combatでインストラクター資格を取得。2021年、メディア&エンターテイメント産業の労働組合BECTUからインティマシーコーディネーターとして認定されている。

No.2 ダイバーシティの時代の演劇創造
対面、同時双方向オンライン&アーカイブ配信
日程 2025年8月14日(木)
会場 パルテノン多摩クリエイティブラボ(多摩市落合1丁目)
講師 エイミー・リーチ(演出家・リーズプレイハウス副芸術監督)
通訳付き。
セミナー(13:30-16:30) 定員 最大25名
1.地域劇場が体現するダイバーシティ
2.上演企画構築のプロセス 3.障がいをもつ俳優との協働 4.LGBTQと向き合う 他
エイミー・リーチ
Amy Leach 演出家・リーズプレイハウス副芸術監督 ダーラム大学卒業後、フリーランスの演出家、ファシリテーターとして15年にわたる活動を経て、2017年リーズプレイハウスのクリエイティブチームに参加、現在は副芸術監督を務める。演出作品は多岐にわたり、とりわけ児童青少年とその家族のための作品、ユースシアター、障がいをもつ俳優との創造、LGBTQをテーマにした作品等に携わってきた。彼女の演出作品「アニマル・ファーム」は2025年オリビエ賞にノミネートされた。

No.3 リラックスパフォーマンスから
ディメンシアフレンドリーへ
同時双方向オンライン&アーカイブ配信
日程 2025年8月27日(水)
講師 ニッキー・テイラー(リーズプレイハウスアソシエート/コンサルタント)通訳付き。
セミナー(17:00-20:00)
1.地域劇場がリラックスパフォーマンスのはじめる―目的、組織内コンサルテーション、ステークホルダーとのコミュニケーション、実践準備、成果と評価
2.認知症高齢者のための演劇とフェスティバルを作る――目的、組織内コンサルテーション、ステークホルダーとのコミュニケーション、実践準備、成果と評価
3. 家族で演劇を鑑賞するということ 他
ニッキ―・テイラー
Dr. Nicky Taylor コンサルタント&リサーチャー 2005年からリーズプレイハウス(当時ウェストヨークシャープレイハウス)のエデュケーション部にかかかわり、2009年、英国で初のリラックス・パフォーマンスを企画・実践し、演劇界のモデルの構築に尽力した。2014年には世界初のディメンシア・フレンドリー(認知症高齢者に優しい)公演を実施し、その成果をもとに、ディメンシア・フレンドリーなプログラムを集めたEvery Third Minutes Festivalへと展開させた。そのプロセスを論文化し、2022年、リーズ・ベケット大学から博士号を取得。